水槽の立ち上げ|濾過フィルター

水槽の水をきれいにしてくれる濾過フィルターですが、その役割は2つ。
一つは、ゴミを漉しとる物理濾過、もう一つはアンモニアなどの有害成分をバクテリアの力で分解してもらう生物濾過です。
どのような形状の濾過装置でも、物理濾過と生物濾過を行う事に違いはありません。
濾過フィルターには、上部フィルター、外部フィルター、底面式フィルター、外掛け式フィルターなど様々な方式のものがあります。

今回は外部式濾過を採用しましたが、どの方式にもそれぞれメリット・デメリットがありますので、よく考えて選ぶようにしましょう。

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上部フィルター

数ある他方式の中でも一番手軽でポピュラーな濾過装置です。価格も手ごろでメンテナンスも手軽にできまから、初めて水槽を立ち上げる場合に最もオススメできる方式です。
上部フィルターは、水中ポンプで吸い上げた水槽の水を濾材の上に流し、水槽に戻すという簡単な方法をとっています。水が濾材を通る時に空気に触れるため、バクテリアの活動が活発になり効率的な生物濾過ができます。
濾過槽を水槽の上部に置くので、特別に設置ペースを考える必要はありません。濾材の容量も比較的多く取れ、濾材も好きなものを選べるため自由度の高い濾過装置と言えます。

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どれも2000円強と本当にお手頃な値段ですね。この上部フィルターは水槽とセットになったものも多く販売されていて、メーカーも初心者用と位置づけているのがわかります。水槽の上部に設置するので、どれも形状は似たり寄ったりです。この上部フィルターは右写真のように底面式フィルターと組み合わせて使用する事で濾過能力を飛躍的に高める事も可能です。

外部フィルター

水槽の外部にフィルター本体を設置し濾過するタイプです。水を吸い上げるポンプ部分とフィルター部分が一緒になっているので外観は意外とコンパクトに見えます。濾材の容量で大小はありますが、円筒状のゴミ箱を連想していただければかなり近いイメージかも。(一部(小型の外部フィルター)には、ポンプとフィルターが別になったものもあります。)
水槽へは給水と排水の2本のホースが伸びるだけですので水槽内もすっきりとします。
この濾過の過程では空気と水が触れ合うことが無く完全に密閉されたところでろ過が行われること、水槽の上面は完全にあいて蛍光灯などの照明を設置するのにも都合が良いことから水草水槽にもよく使われています。
ただ、比較的高価な事とお手入れがちょっと大変かも。私自身は大して感じませんけどね。


左から、エーハイム、テトラ、コトブキの各メーカーが販売している外部フィルターです。このほかにも水槽サイズに合わせて大小様々な外部フィルターが販売されています。上記すべてのメーカーを使用した事がありますが、個人的にはエーハイムが一番使いやすい感じがしますね。性能的にはどれも同じようなものなのでしょうが、コトブキのSV-4500は使いにくかった。(あくまで個人的な感想です。)給水側のホースが通常より太い内径16mm×外径22mmなのですが、その理由がいまいち???です。何かメリットがあるのでしょうか??排水側は内径12mm×外径16mmでこのサイズのフィルターでは一般的な太さなんですけどね。あと、配管用のパイプもいろいろとこった作りのものが入っているのですが、いまいち作りが華奢というか雑というか、安っぽく見えますねぇ。たいして使いやすくもないし…。日本製ですからもっとがんばってほしいのですが。

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底面式フィルター

水槽の底にしく砂利の下に設置するフィルターです。水は空気の力またはポンプの力でくみ上げて、底床の砂利の部分に水を通して濾過します。
底床そのものがろ材になるため、ろ過容量が大きくてろ過能力も高いと言われていますが、その反面メンテナンスはたいへんに手間がかかります。
メンテナンスをしたいときには底床用のクリーナーで丁寧に汚れを吸い出していくか、水槽をリセットするしかありません。ただし、完全に水中だけで完結するので、ポンプを使う底面フィルターであれば二酸化炭素を逃す量が少なくて、水草の栽培にも向いているといえます。


この底面式フィルターも何度も使った事があるのですが、濾過能力って高いのかな?通常はエアリフト式なので、それほど流量も多くないしどうなんだろ?私が使っていた時は物足りなかったので、右写真のような水中ポンプをつけて流量を増やしていました。それが良いのかどうかわからないですけど結構調子よかったし黒、いひげのようなコケが全く出ない期間もあった事を記憶しています。ただ、メンテナンスのしにくさはかなりのものです。

外掛け式フィルター

数年前から一般的になってきた濾過方式です。お洒落でインテリア性の高い小型水槽によく使われているのを見かけます。最大の特徴は、設置が至極簡単な事。水槽の縁にかけるだけというお手軽さ、さらに濾材も専用のパック式になっている場合が多いのでさらにお手軽です。ただし、その濾材容量はあまり大きくなく濾過能力そのものはあまり高くありません。また開放式のフィルターなので、上部フィルターと同じく水中の二酸化炭素を逃がしやすいので、水草水槽には向きません。

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外掛け式フィルターは遙か昔に一度だけ使った事があります。あまり記憶に残ってないし可もなく不可もなくといったところだったのでしょう。お手軽さはピカイチですけどね。

その他にも、水槽内に設置する投げ込み式フィルターや大がかりなオーバーフロー式フィルターなどもあります。

各濾過方式のメリット・デメリット

各種濾過方式のメリット・デメリットをまとめてみました。
設置場所の状況や経済的な面などなかなか選択も難しい面があると思いますが、参考になれば幸いです。

  底面式濾過 外部式濾過 上部式濾過 外掛け式濾過 投げ込式濾過
経済性 ×
設置性
メンテナンス性 ×
静寂生
濾過性能 ×

まとめ

各種の濾過装置を比較するとそれぞれに一長一短あることがわかると思います。飼育スペースや水槽のサイズ、飼いたい熱帯魚の種類や数、水草の有無等など、皆さんの飼育環境に合わせたフィルターを活用してみてください。きっと満足できる結果が得られると思いますよ。

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