水槽の立ち上げ|低床材を選ぶ

今回は、コリドラス主体の水槽なので、底に敷く低床材は「田砂」にしました。一般的な大磯砂でも良かったのですけど、コリドラスは底砂に口を突っ込んで餌をあさるので、時々口ひげがすり切れている個体を見かける事があり、安全策をとって田砂を選んだわけです。在庫もあったしね。田砂ですと、非常に細かいのでコリドラスの口ひげにもヤサシイし、餌と砂を吸い込んで、砂だけえらの部分からはき出すといったコリドラスの仕草も観察する事ができます。さらに全体に薄いきつね色っぽく見えるので、水槽の中が華やかに見えるというメリットもあります。デメリットとしては、あまりに細かすぎて掃除がしにくいといったところでしょうか。

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低床材の大まかな分類

ソイル

最近よく見かけるようになったというか、一般に認知された低床材です。水草主体の場合やエビ飼育の場合には迷わずソイルをオススメします。右写真は、私が用使用するソイル。ちょっと小粒のパウダータイプですが、価格も手ごろで使いやすいし寿命も比較的長いような感じがします。
ソイルとは、土を小さな粒々にして崩れないように焼き固めたもので、どこのアクアショップでも扱っていると思います。原料が土ですので水草の根にも優しく、粒状になっているので水の通りもよく酸素の供給にも好都合なものです。その上、養分も豊富に含まれているし、弱酸性の軟水に調整する作用も持ち合わせているので、気むずかしい水草でもあまり手間をかけずに育成する事ができます。
良い事ずくめに見えるソイルですが、欠点もあります。一つは寿命が短いということです。管理方法によっても差が出るのでしょうが、長くても大体1年前後だと思えば間違いないと思いますよ。時間の経過とともに粒々が崩壊していき使用に耐えられなくなります。あと、アクアソイルといっても栄養系や吸着系などたくさんの種類があるので、選択が難しいところでしょうか。初めのうちはお店の方に使用目的を告げて、適したソイルを選んでもらったりなど工夫が必要かもしれません。失敗も経験の内ですので、あまり気にせずやってみれば良いのですけどね。

砂利

砂利といったら大磯というほど有名な大磯砂。砂といっても、実際は小さな石の集まり、砂利です。以前は神奈川県の大磯海岸で採取されたものだったところから大磯と呼ばれていますが、今ではフィリピンなどから輸入したものがほとんどだそうです。
大磯砂は普通の石の極小粒なものですから、水質を変化させる事もないし水槽の立ち上げから安定した水質を維持できます。それと同時に、ソイルのように水草の栄養となる成分も全くといって良いほど持っていませんので、これはコケの発生を助長する事もありません。
では、水草は育たないのかというと、そんな事はありません。高価で気むずかしい水草ですと育成が非常に難しいのは確かですが、ごく一般的なホームセンターや金魚店で売っている、1束300円とか500円とかの廉価な水草でしたら丈夫なものがほとんどですので大磯砂でもしっかり育ちます。その上、ソイルのように短命ではなく半永久的に使えますし経済的です。大磯砂は、使えば使うほど混じっていた貝殻などが水に溶けてなくなってしまい、さらに安定した低床材へと進化していく、成長する低床材です。
粒の大きさはいろいろとありますが、水草を植えるのであれば1分(粒の径が4~6mm)くらいが良いでしょう。個人的にはもっと細かい7厘が好きですが。

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